

放送局の仕事というと、カメラや編集、音声などが思い浮かぶかと思いますが、その他にも数え切れないほど多くの業務があります。
私が担当しているファイルベースステーション(以下、FBS)業務も、その一つです。数年前までは、撮影から編集、送出まで全て「テープベース」で行なっていましたが、現在はその殆どでテープレス化が進んでおり、「ファイルベース」として制作・運行が行われています。
その中でFBSは、編集データを取り扱う業務です。具体的には、撮影・編集データの取り込みやファイル変換、様々なメディアへの書き出し等を行なっています。そのため、素材・クリーン・完プロといった編集で扱う様々なデータが行き来しますので、FBSはまさに局内におけるターミナル駅のような存在です。
また、Avidの「Media Composer」を始め、局内で使用する様々な編集ソフトを扱うので、局内編集する上での基礎知識を習得することができるのです!

4Kインジェスト業務は、持ち込まれた4K素材を編集ソフトでインジェストし、編集で使用する記録メディアへと保存する作業です。ただ、素材と一言で言っても様々で、撮影メディアも違えば、ファイル形式もカメラによって異なります。それを局内で編集できる形に変換するのが、私たちの仕事です。また、オリジナルデータのバックアップやオフライン用編集データの作成等も行なっています。
まさに編集の事前準備であり、ここでしっかり準備しておかなければ、せっかくの4K画質を活かせないどころか、その後の編集作業にも支障が生じます。
ただ、この業務では撮影や編集の知識、さらにはNHKのワークフローを学べる環境がある上、技術の発展とともに常に新たな技術に触れられる現場でもあります。そのため、現場の作業メンバーとは常に色々な素材と戦っていますが、興味もまた広がるばかりの現場だと思っています。

生字幕って何?聞きなれない言葉ですよね。まずは、テレビのリモコンにある「字幕」というボタンを押して見てください。テレビ画面に番組の音声情報が文字として表示されましたよね。これが字幕放送で、それを生放送番組にもリアルタイムで付与してしまおうというのが、生字幕放送になんです!!我々は、技術としてこの生字幕放送に携わっています。 これだけ聞いていると、番組音声を聞いて高速入力しているの?と思われてしまうのですが、実際には様々な方式で作成される字幕情報を、映像にのせて送出することが技術の役目なんです。そのため、私のようなブラインドタッチができない者でも対応することはできます。
現在、字幕放送は、聴覚障害者や高齢者のための重要な情報伝達手段となっています。また、健聴者にとっても様々な場面で活用できるサービスです。そのため、我々は制作サイドとともに何度もリハーサルを重ね、やり直しのきかない生放送に望んでいます。非常に緊張感はありますが、このテレビ業界の雰囲気を味わえる現場でもあります。何が起きるかわからない生放送。機会がありましたら、ぜひ字幕を付けてご堪能ください!!

皆さんはこのホームページをどのような経緯で知りましたか?
経緯は人それぞれですが、インターネットの進歩によって企業名はもちろん、活動内容や業績に至るまで手軽に多くの人達に広く知れ渡るようになりました。そして、それには企業の広報の役割が大きく関わっています。これは一端ですが、広報は会社運営にとって、なくてはならないセクションと言えます。
私はある企業のそういった広報活動の一環として、映像制作を行っております。
例えば、その企業のトピックスや周知等を分かりやすく映像化して社内に発信します。発信方法は様々ですが、独自の専用チャンネル使って放送することもあり、規模は違えど放送局と言えます。
放送局では大まかに「企画・構成」「撮影」「編集」「送出」の分野で分けられます。この分けられた分野で担当者がエキスパートとなり、担務します。
しかし、我々はその全ての分野を限られた人数で行うため、全員が全ての作業のスキルを必要としています。
もちろん、自分の得意、不得意な作業もあります。
私も最初は初めて携わる作業が多く不安な面もありましたが、周りのスタッフと相談し、協力し合いながら成長してきました。また、社内放送という限られた環境なので、視聴者からの反応が身近に感じることができ、達成感や喜びも一層大きくなります。そしてそれが次の番組制作への活力となります。
スタッフのチームワークで一丸となり全国放送にも負けないクオリティと熱意で番組を作り上げています。
自分の得意分野を一度に見つけることができ、そしてそれを活かせる業務です。